ヨコヅナサシガメ

カメムシ目サシガメ科

Singnoret

Agriosphodrus dohrni

16mm-24mm

サシガメは、カメムシの仲間ですが、カメムシに比べて頭部が細長く見えるのが特徴です。

カメムシの口吻は植物に差し込むため、人を刺したりしませんが

サシガメは、その口吻で昆虫類の体液を吸うので素手で握ったりすると刺されます。

だから「刺すカメムシ」でサシガメと名がついた?

名前の由来は、翅の外側に張り出た腹部が立派で「横綱」みたいだからです。

上から見ると、真っ黒な体に張り出した縞の腹部、ひっくり返すと腹部が赤く、

虫好きの人間から見ても、ちょっとグロテスクな感じです。

(金ケ崎公園:2000/05/07)

幼虫は樹上の洞で越冬し、5月頃に脱皮して成虫になります。

脱皮直後は、写真のように真っ赤っかで、もっとグロテスクです。

しかし、3時間くらいで普通の成虫のように真っ黒に変わります。

江井ケ島では、金ケ崎公園の樹木などで見られます。

西日本、特に九州に多く、戦後京阪神でも分布を広げており、その北限は現在のところ滋賀県とされています。


「江井ケ島の昆虫」へ戻る

トップページへ戻る