コオイムシ

コオイムシ科

Diplonychus japonicus

体長20mm

コオイムシは、5〜6月頃に♀が♂の背中に卵を産み付けます。

その卵を背負った状態から「子負い虫」と名付けられました。

コオイムシ科の卵は、水分がないと干からびて生きられません。

ところが、水中では溺れてしまい、やっぱり生きられません。

水生昆虫のくせに、なんちゅー中途半端な卵でしょう。

そこで、コオイムシはどうしたか、っていうと♂が卵を背負って水中と水上とを行ったり来たりしてるんです。

タガメも同じ仲間なんですが、タガメの卵は水上の杭に産み付けます。

そして、その卵を濡らすために体を水中でビチャビチャにしてから杭に上がり卵を湿らせます。

コオイムシの前足をよく見るとタガメのようにカマになっています。

カメムシの仲間なので、やはり口は針のような口吻(こうふん)になっていて

獲物に突き刺して毒液を含んだ消化液を注入します。

江井ケ島では、西島の皿池などのヒシの葉に掴まっています。

日本には、コオイムシの仲間は5種類いて、そのうち2種類はタガメです。


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